保育のお仕事と保育士ONEを5つの項目で比較！

人気の保育士転職サービスである「保育のお仕事」と「保育士ONE」を5つの項目で比較してみました。

今回は、保育士転職サービスを利用する際に基本となる「1.対応エリア」「2.求人数」「3.サポート内容」「4.サービスの特長」「5.運営会社」を徹底比較しています。両サービスの良いところ悪いところ包み隠さずお伝えしていきます。

これからどちらに申し込もうか迷っている方の参考になれば幸いです。

「保育のお仕事」と「保育士ONE」を5つの項目で比較しました！

上記の５つの項目で、保育のお仕事と保育士ONEを比較してみました。知りたい項目からチェックできるようにクリックして飛べるようになっています。

「保育のお仕事」と「保育士ONE」を対応エリアで比較！

対応エリアは保育のお仕事と保育士ONE、いずれも全国対応となっていますが、保育のお仕事は全国に56拠点(グループ合計)を有しているのに対して、保育士ONEは大阪本社の一拠点のみとなっています。

これだけ普及しているネット環境の中では拠点の多い少ないによるサポートの質への影響はそれほど大きくないと思いますが、担当者による対面での面談や面接同行などの人が動くサービスに関しては拠点数が多い保育のお仕事に分がある印象です。

「保育のお仕事」と「保育士ONE」を求人数で比較！

続いてそれぞれの求人数をエリア別に比較しました。※求人件数は2023年6月時点のものです。

エリア別の求人数比較ですが、保育士ONEは求人案件がすべて非公開求人となっているため、エリア別に比較することはできませんでした。

保育士ONEの担当者によると全国約20,000件の求人案件を保有しているとのことでしたので、トータルで見ると保育のお仕事よりも保育士ONEの方が若干求人案件を多く保有していることになります。

保育のお仕事は全国に拠点が多くありますが、公開求人数だけを見ると約75％が東京都と関東エリアに集中していることが分かります。これは2022年6月まで運営会社であった株式会社ウェルクスが首都圏重視だったことによるものと思われます。

「保育のお仕事」と「保育士ONE」を転職サポート内容で比較！

保育のお仕事と保育士ONEを転職サポート内容で比較してみました。保育士ONEのホームページは登録専用になっており、サポート内容についての明記が無いため、口コミ等の情報から整理したものになります。

これを見ると保育のお仕事と保育士ONEではコミュニケーション手段とアフターフォローにおいて違いがあることが分かります。

一番の違いはコミュニケーション手段。保育士ONEでは担当者とLINEでやり取りすることができる点が特徴になっています。

「保育のお仕事」と「保育士ONE」をサービスの特長で比較！

保育のお仕事の特長について

現時点の公開求人を見ると関東エリアに偏りが見られますが、全国に拠点を持つトライトキャリアに運営が変わったことで、地方での転職活動も問題なく行えるのが特長です。

保育のお仕事は2022年7月に運営会社が株式会社ウェルクスから現在の株式会社トライトキャリアへ変更となりました。トライトキャリアは「保育士ワーカー」という別の保育士転職サービスをはじめ、医師や看護師、介護職など、医療・福祉分野で幅広く人材サービスを展開している業界大手企業です。

また、保育のお仕事は派遣社員やパートなどの非正規雇用や、「保育士資格なしでも勤務可能」「男性保育士歓迎」など色々な特徴を持った求人案件を保有しており、色々なニーズに対応しています。

さらに保育のお仕事では、転職活動をサポートしてくれるキャリアコンサルタントと夜8時45分までやり取りを行えるので、仕事をしながらの転職活動も問題なく行うことができるのも特長です。

キャリアコンサルタントからは雇用形態や給与、勤務時間などの条件だけでなく、施設の方針や雰囲気、懸念点やリスクなど、応募する／しないを判断する貴重な情報をいただけるのも特長です。

保育士ONEの特長について

保育士ONEの特色の一つは、サポート対象が20歳から60歳までという広範な年齢層に対応していることです。20～30歳代は需要が豊富なので多くの転職サービスで注力されている年齢層ですが、40歳代以降になると各サービスの取り組みは大きく異なります。

そんな中で保育士ONEは40歳代以上の層に対しても積極的に支援しており、40歳以降の転職を考えている方にとっては強いバックアップとなる存在です。

さらに、「しつこい電話がない」という特性も保育士ONEの魅力です。公式ウェブサイトでは特に強調していませんが、口コミには「頻繁な連絡がないため、自分のペースで転職活動が進められた」とった声が多数見られました。

保育士ONEのもう一つの大きな強みは、転職を通じて99％以上の人が給与の増加を達成している点です。これは、効果的な求人提案と応募先企業との交渉スキルに長けていることを示しています。

「保育のお仕事」と「保育士ONE」を運営会社で比較！

株式会社トライトキャリアは、トライトグループの主要企業であり、「保育のお仕事」を中心に、

• 「ドクターズワーカー」
• 「PTOTSTワーカー」
• 「医療ワーカー」
• 「栄養士ワーカー」
• 「デンタルワーカー」
• 「介護ワーカー」

といった医療・福祉業界の多岐にわたる職種において、人材紹介および派遣サービスを提供しています。全体の従業員数は約7,000名に上り、56の拠点を持つなど、国内全域で転職支援サービスを提供しています。

一方、保育士ONEは、株式会社リンケージが運営しています。同社には公式ウェブサイトが存在しないため、従業員数や拠点についての情報は不明ですが、2015年に設立され、”メディカルリンケージ”という歯科専門の求人サイトを運営しています。

同社の事業内容を調べると、主に歯科分野に焦点を当てていることが明らかになり、保育士ONE以外の保育士向け転職サービスについては特に情報は見当たりませんでした。

保育士ONEは2021年1月からサービスを開始したとのことで、歯科分野での転職サービスで培った経験と知識を活かし、保育業界に進出したと推察されます。サービス開始からわずか2年で約20,000件の求人案件を集めている点は、その実行力の高さを示しています。

「保育のお仕事」をおすすめの方はこんな人！

• 東京都での転職を考えている方
• 契約社員や派遣社員として働きたい方
• 幼稚園や認定こども園での職を求めている方
• キャリアにブランクがある、または未経験からの転職を考慮している方

「保育のお仕事」は、保育士ワーカーよりも求人案件の数は少ないですが、それでも約20,000件という業界でも多い求人数を擁しています。

特に東京都の求人案件は、保育士ワーカーよりも多く、都内での転職を希望する方に最適です。また、契約社員や派遣社員向けの求人も豊富で、これらの働き方を検討している方にも適しています。

さらに、ブランクや未経験者も歓迎する求人の割合が高いのが特徴です。ブランクや未経験状態では転職活動に不安を覚えることが多いですが、専任のキャリアアドバイザーがサポートしてくれるので、安心して転職のプロセスを進めることができます。

保育のお仕事の公式サイトはこちら

「保育士ONE」をおすすめの方はこんな人！

• 首都圏で転職を希望している方
• 40歳以上の方
• 自分のペースで転職活動を行いたい方
• 転職によって給与を増やしたい方

保育士ONEは、全体としては約20,000件の求人情報がありますが、内訳を見ると首都圏に集中しているため、首都圏で転職を望む方には多くの選択肢があります。

保育士ONEの大きな特徴の一つとして、40代以上の転職支援に注力している点があります。年齢を理由に他の転職サービスで活動が難しいと感じていた人も、ここでは新たな可能性に期待できます。

また、「しつこい連絡がない」という特性も保育士ONEの評価を高めています。担当者との連絡が不必要に多くなりがちな転職活動でも、保育士ONEでは必要最低限の連絡でやり取りが行われるため、自分のペースで転職活動を進めたい方には最適です。

さらに、保育士ONEを通じて転職した人の99％以上が給与アップを達成しているとのデータがあります。これは担当エージェントの求人案件の提案力や、応募先との良好な関係性、条件交渉のスキルによるものと考えられます。

運営会社であるリンケージは、保育のお仕事を運営するトライトキャリアと比べて規模は小さいものの、その担当者の能力は劣らず、給与アップを目指す人にとっては強い支えとなります。

保育士ONEの公式サイトはこちら

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は人気の転職サービスである「保育のお仕事」と「保育士ONE」の違いを5つご紹介してきました。

保育のお仕事と保育士ONEは結構比較して検討する人も多いのですが、実は「保育のお仕事」と「ほいく畑」で比較する人の方が多いのです。

詳しくは「保育のお仕事とほいく畑を5つの項目で比較！」こちらにまとめましたので気になる方はぜひ読んでみてくださいね。